日本はなぜ「とりあえずビール」なのか?
食生活
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◆広まった理由
昭和30年代以降、高度経済成長時代から、「初めの一杯はビール」という習慣になりました。次のような理由が考えられます。
1. お燗をする手間がなく、すぐ出てくる
(最初の1杯がすぐ出てこないと始められない)
2. アルコール度数が低い
(ビールは、アルコール度数が4~5%程度と低く、軽く飲みやすいので、初めの1杯にぴったり。)
3. どんな食べ物にも合いやすい
(炭酸とホップの苦みが消化を増進させて食事をおいしする。)
4. 値段の心配もない
(ワインや日本酒だとこうはいきません)
◆最近は変わってきた!
「最初はビール!」の習慣は、実は、変わりつつあります。若い世代が、アルコールをあまり飲まなくなったのに加え、右へならえ、の“集団行動の和”に対して抵抗を感じてる人が増えたためです。 最初の1杯をチューハイ、ワイン、サワーなど自分の好きなドリンクを選ぶケースも多くなりました。
また、昔は仕事帰りに上司が飲み会に誘うと、本当は苦手でも部下は、断れませんでしたが、今は『アルハラ(=alcohol harassment)』として無理強いしたことになるので、要注意です。
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