警察への緊急通報電話(アメリカの場合)
緊急

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アメリカの緊急通報電話番号は911番です。
日本では 警察の場合は、110、救急車と消防車が119と分かれていますが、アメリカではどれも同じ、911番にかけます。
緊急事態が起こると、まず911に電話します。フリーコールなので通話料金はかかりません。
電話はセンターでオペレーターが対応するので、まず用件が何なのかを告げなければなりません。
●パトカーや警官にきてもらいたいのか?
●ケガ人や急病人が出て、救急車を呼びたいのか?
●火事が発生したので消防車を呼びたいのか?
迅速に告げなければなりません。
オペレーターは通報してきた人に
① 現場はどこか?(都市名、地域名など)
② 通報者の電話番号
③ 用件(火事か、急病や負傷者か、交通事故や暴力事件かなど)
④ 現状の状態をもう少し詳しく
① ~④をきいてきます。長い文章で丁寧に文法を気にしていては話せません。
迅速であることが大切です。単語だけでもいいので相手が聞き取れるように話しましょう。
もしも、誤って911番にかかってしまった場合は絶対に、そのまま電話を切ってはいけません。
オペレーターにかけ間違いであることを伝えて謝罪しましょう。
そのまま電話を切った場合は緊急通報センターから電話がかかってきます。
対応側では、かかってきた電話をシリアスに考えているからです。
急に電話が切れた理由として、
● 家庭内暴力にあって電話をした被害者が、電話器をとりあげられた
● 誘拐された人が、必死で隙を見て電話したが、誘拐犯に見つかった
●火事現場で倒れている人が必死で電話をかけたが気絶した
●強盗や殺人未遂の被害者が電話しているうちに力尽きた?
などの非常事態も想定できるからです。
かけた側の電話番号をたどり、警官隊が緊急でかけつけてきます。
警官がきてから間違い電話だと言い訳しても、場合によってはかなりの罰則を受けることになるでしょう。
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