洋服のフリーサイズはどういう基準なのか
日本語について
関連記事(英・和)を読む>>>(クラブエール会員マガジンNo.324)
◆フリーサイズを英語で言うと?
いわゆる「フリーサイズ」は、通常体型が誰でも着られるような商品に対して付けられるサイズのことですが、これは和製英語。
英語では one-size-fits-all と言わなければ通じません。
「この黒いワンピースはフリーサイズです」 という場合はThis black dress is one-size-fits-all. となります。
(注: ワンピースも和製英語で、英語では カジュアル、フォーマルにかかわらず、dress と呼びます)
【one-size-fits-all=ひとつのサイズですべてにフィットする】
●フリーサイズの本来の意味
中国や韓国製の衣類にも 「フリーサイズ」とアルファベットでラベルが付けられているものもあります。
ですが、英語の free には 「制限されない」という意味もありますが、服のサイズの表示には使わないので注意しましょう。
one-size-fits-all (=英語でいう、”フリーサイズ”)の対象はニットなど伸び縮みするものや、帽子など、後ろ側でサイズを調節できるもの、カジュアルなTシャツやパジャマなど、ぴったりフィットする必要がないものです。
●ワンサイズでなくフリーサイズと書く理由
メーカー側が「複数サイズを作ると在庫リスクが増える」といった理由で、ひとつのサイズしか作らず、フリーサイズ表記をしています。
理由として考えられるのは、
* ワンサイズと書くと、“手抜きのイメージがある”
* フリーと書くと着る人の対象が多い印象になるという理由もあるようです。
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