Soy Sauce in the US
海外での和食のヒント




◆アメリカの醤油

アメリカのスーパーでも、醤油はよく売れています。
中国製の醤油などもよく見かけますが、これらは和食用でなく中華や他のアジア料理向けで、味も香りも別物です。日本の醤油の中で人気なのは減塩醤油と、たまり醤油です。

元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォードがおやつに食べていると話題になったオヤツも「Tamari Crackers　（たまり醤油味のおせんべい）」でした。

たまり醤油は、日本では常備する家庭は少ないのですが、小麦アレルギーを避けるグルテンフリーが流行っているので、アメリカでは、たまり醤油はとても人気があります。

普通の醤油は大豆と小麦をほぼ半々ずつ使いますが、たまり醤油は小麦粉を使わず、ほぼ大豆１００％で作られているからです。減塩醤油もアメリカのスーパーや日本食レストランにほぼ必ず置かれており、英語でlight soy sauce と書かれています。

light (軽い・薄い)という言葉から、 “薄口（うすくち）”醤油と混同されがちですが、減塩醤油と薄口醤油は、まったく別物なので注意です。

●減塩醤油＝塩分の少ない醤油
（英語でlight soy sauce）

●薄口（うすくち）醤油＝色が薄い醤油。塩分が普通の醤油より多い。素材の色をいかす料理に使われる）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

■外国人に人気のお醤油味の和食
（【外国人向け料理教室協会（わしょクック）　代表・富永紀子】

●一番人気は照り焼きソース
醤油・砂糖がベースの甘辛ソースが大人気です。フライパンに入れた瞬間ジュ！という音と香りが食欲をそそぎます。特にチキンとのコンビネーションが人気です。

●丼のタレ
親子丼・牛どんなど。醤油ベースのつゆがご飯に絡んで美味しいと人気です。

●醤油の種類
最近は少し甘口でとろみのある、さしみ醤油の人気が出始めています。



☆クラブエール公式サイト　http://www.club-ale.com/